ノンフライヤ(エアフライヤ)は、油を使わずに揚げ物を料理できる、ヘルシー志向のキッチン家電。
ダイエットをしたい、油分の多い食事を避けたい方などは、気になる製品ではないのでしょうか?
我が家でも、潰瘍性大腸炎を患っている夫の食事に、なるべく油分の少ないものを気を付けて料理する必要がありエアフライヤを使ってます。
さて、今回は、この「油分の多い食事を避けたい」にフォーカスして、「チキンソーセージをノンフライヤで調理するとどれくらい油が落ちるのか?」実験してみました。
目次
フィリップス製のノンフライヤ(エアフライヤ)について
まず、フィリップス製のノンフライヤのついて簡単に特徴をもまとめます。
フィリップス製ノンフライヤ(エアフライヤ)種類
わたしが住んでいるオーストラリアでは種類は、大きく以下のものが販売されています。
- 大型の容量3リットル or 小型の容量1.8リットル
- デジタル or アナログ(タイマがダイヤル式)
参考:オーストラリアphilipps https://www.philips.com.au/c-m-ho/cooking/airfryer-top/airfryer-xxl
日本では、小型のものか、
参考:日本philips https://www.philips.co.jp/c-m-ho/cooking/airfryer/all#filters=AIRFRYER_SU
または、Amazonで大型のものが売られているようですね。
我が家のノンフライヤは、「XXL Analog」の大型のものです。

philips airfryer
小型のものより値段は上がりますが、購入前にオーストラリアの電化製品屋さんのレビューを確認したところ、小型の購入者の方のコメントで、大型にすれば良かったというコメントを多数見かけたので、思い切って大型のものに決めました。
常に4〜5人分調理するので、大型にして良かったです。小型ですと2回に分けて調理するなど、手間がかかってしまっただろうと予想できます。
ただ、一人暮らしやカップルのみの調理であれば、小型でも充分。なんといってもサイズも小さいので置き場のスペースを節約できますね。
ノンフライヤで調理した食材の食感は?
ノンフライヤを使って、鳥唐揚げ、エビフライ、フライドポテト、ケーキなどを試しましたが、
- 食材に均一に火が通る
- 料理時間が短い
- 油が落ちでも、外側がサクサクで中はホクホクで美味しい
などのメリットを感じています。
購入前の悩み
ただし、実際に購入となると、ちょっと迷ったりしますよね?
- そこそこお値段もするけど、値段だけの価値があるのか?
- 買ってはみたものの、一度使ってみただけで、使い勝手が悪くそれ以降使わずにキッチンの片隅に置かれてしますのでは?
などなど。
わたしも、そのような疑問を持ちつつも、夫の「油で揚げないフライドポテト」を食べてみたいとのたっての希望で購入しました。
が、実際に購入してから、ケーキ作りや、夕食の支度でほぼ毎日使用しています。
これからの使用頻度、その使い勝手、調理後の食材の美味しさを考えると決して高い買い物ではなかったです。
フィリップス ノンフライヤの技術
フィリップスのノンフライヤの技術は大きく
- 高速で空気を循環することで、均一に食材を加熱すること、
- 高熱の空気で食材の油を飛ばすこと、
要するに、高速・高熱の空気をノンフライヤの中で起こして食材に火を通す。
参考 https://www.philips.co.jp/c-m-ho/cooking/nonfryer
この技術をもって、先にも挙げた、食材を外側サクサク中はホクホク感に仕上げることができるんですね。
フィリップス製ノンフライヤのパーツ
本体以外に、調理後に洗浄が必要なパーツは以下の4つ
-
バスケット
-
バスケットの底の網
-
ファットリデューサー(バスケットとバスケットの間にセットするプレート)
-
バスケットパン
食材からの油は、ファットリデューサーを通って、バスケットパンに溜まります。
チキンソーセージの油はどれくらい落ちるのか?
さて、そのフィリップスのノンフライヤで、「油分の多い食事を避けたい」に注目。
チキンソーセージをノンフライヤで調理して、ノンフライヤの底に溜まる油を計ってみました。
調理したチキンソーセージは8本で500g。
180℃で、10分ほど加熱しました。
調理後のノンフライヤ(エアフライヤ)の中
実際に食材が載っていたバスケットと網

philips airfryer
ファットリデューサー

philips airfryer fat reducer
ファットリデューサーを外したバスケットパン・・・

philips airfryer pan
油がたっぷりたまっています。
この油を計ってみると、、、

sausage fat
11gの油が食材から落ちていました。
出来上がりは?
外側全体が薄ーくカリッと仕上がりました。

sausage by airfryer
フライパンで焼く場合、外側全体を均一に焼き上げるのは至難の業ですね。
それを思うと、ノンフライヤ(エアフライヤ)であれば、外側全体が均一に焼くことができます。
ソーセージを切って断面を確認すると、お肉がふっくら調理されています。

sausage by airfryer
お味は?
外側がカリッとクリスピーで、中のお肉は柔らかく、味がギュッと凝縮されていて、その上脂っこさを感じることなく、大変美味しかったです。
まとめ
ということで、チキンソーセージをノンフライヤ(エアフライヤ)で調理して調理中に食材からでる油を計ってみました。
- 結果は500gのチキンソーセージから11g
- 外側が均一にパリッと焼き上がり
- 中のお肉はもっちり、味がギュッと凝縮されて美味しい。
- 脂っこさを感じない仕上がり
でした。
「ダイエットしたい」「油分を抑えた食事をしたい」けど「エアフライヤ」で調理するとどうなのかしら?と思われる方の参考になれば幸いです。
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