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ditto
オーストラリア人の彼、ブレットと、国際遠距離恋愛中のはるるです。
あ、でも3か月後に結婚します!
さて、遠距離恋愛中に、何回か訪豪しているはるるなんですが、
前回の訪豪は1月末から2月末と約1か月。
その間に、バレンタインデーなるものがありました。
ほら、日本だと、女子がチョコレートを男子にあげるってやつね。。。
昔は、女子が唯一自分から告白できる神聖な日みたいな感じで、
学生の時は手作りのチョコレートあげたりしてたな~(って菓子作りの上手な友人宅に教えてもらう名目で集まって、途中からテレビみてても出来上がったのもらったりしてたな・・・・。)
最近じゃ、義理的要素が多くなちゃって、会社のメンズにあげなきゃダメ???って
無駄な義理行為が嫌いなはるるにとっては、あんまり嬉しくない日。
が、今回は、オーストラリアにいたので、その義理行為に心を消耗することもなく。。。
オーストラリアでは、あくまでもカップルの為の日らしく。。。。
ま、いつもより、ブレットと仲良くしとけばいいかな~って感じで迎えたバレンタインデー当日の朝。
朝ごはん食べてたら、
テーブルに、
バラが一輪現れた!!!!
ブレットの家の庭に咲いている薔薇。
”グッモーニンッ ビューティフォー!! フォー ユー”
なんと、チョコレートも渡してないのに(ま、用意もしてなかったけど)、朝から粋(活き)なプレゼント。
と、ここで、自分がしたことが、どんなに素晴らしいことかをアピールしまくるブレット。。。。
”ダーリン、バレンタインデーの日に、薔薇を買うと、凄く高いんだよ。1本8ドル(約700円)くらいするんだぜ~。
でも、家はラッキーなんだ、綺麗な庭があって、花も沢山ある、この薔薇もそうさ!!
フレッシュなラブを君は受け取ることができるんだぜ~!”
あ、ありがとう。。。。
う、嬉しいけど、ブレットのアピールぶりに集中してしまったはるる。
どうやら、無言の美徳はこの国では通用しないらしい。。。
と、ブレットママが、ブレットのお姉さんキム夫婦のバレンタインデーモーニングの出来事を話してくれた。
”キムはね、今朝、砂を床にまいて、そこに”I LOVE YOU”って♡マークと一緒に描いたの。。。
したら、旦那のフィルがね、その下に ”DITTO” って返事を描いたの。。。
まー今日はラブリーで素敵な日ね。。。。”
と、キムがFaceBookに投稿した写真を見せてくれた。
うん、素敵。。。。
でも、ママ、
”DITTO”って何~????
ditto
”ditto” を辞書で調べると”同上、同前、同断”など、同じ”the Same”とか、
コピー、複写、といったような意味。
要するに、”私も” ということ。。。。
ほー、”me too” や ”I Love You,too” じゃない言い方もあるんだね。
さらに、主に、
口に出したりではなく、書いたものに対しての返事に使うらしい。。。
まさに無言の愛情表現。。。。
キムが床にこと絵を描いたのも粋な愛情表現だけど、
それに対して、黙って、DITTO と描き返すフィルも素敵だ。。。。
カッコいい。。。。
どうやら、無言の美徳が通用しないのはブレットだけのようだ。。。
その後買い物へ
さて、その日の午後、スーパーマーケットへ買い物へ、、、
店内の入り口は、バレンタインデーの特設コーナーで花束が並んでいる。。。
まあ、当然、薔薇も並んでいるわけで、、、、
”ほら、ディア、見てごらん、このばら、8ドルもするんだぜ~!!
高いだろ!!! それに比べ家のは、タダだし、僕が世話をしてるし、
とってもナチュラルで、オーガニックなんだぜ~!!!!!”
と、ブレットのしたことが、どんなにスペシャルなことかを、一生懸命説明してきた。。。。
無言の美徳をブレットに求めるのはあきらめることにした