オーストラリア、フィアンセビザ(Subclass 300) を申請しましたはるるです。
Partner (300, 309/100, 820/801)Visa申請にあたり渡航前検診が必要となって来ます。
今回は、この渡航前検診についてはるるが行なった手順をまとめます。
目次
オーストラリアフィアンセ(パートナー)ビザ申請の為の渡航前健診
簡単な、流れを先にまとめます。
- HIP IDを取得
- 検診を予約
- 検診
HAP ID をimmiaccountで取得する
- immiaccountにログイン
- ファインせビザの申請でsubmitしたapplicationをクリック
- 「Application for migration to Australia by a partner」のページ(書類を添付できるページ)の中間あたりに、「Get helth details」というキーがあるので、クリック。
- Organize your helth examinations と記載のあるリンクをクリック。
- そこで病歴を聞かれるような質問がいくつか記載してあるので、それに答える。
病歴の質問を抜粋しますと・・・・
- 結核になったことあるか?
- 長期的に入院したことあるか?
- うつ病、精神疾患の治療を受けたことあるか?
- がんになったことあるか?
- HIVか?
といったような内容でした。 (詳しく知りたい方はこちら⇒)
言ったら、通常全部Noにしなきゃまずいよね~的な質問でした。
ご丁寧に全部Noと答えるか?みたいなキーがあったので、それをクリックすると、全ての質問に Noと入り登録。
その後、「Generate Referral Letter」という画面が表示され、自分の生年月日や、パスポートNoなどの詳細が表示され、 「HAP ID」 というのが付与されます。
この HAP ID が、渡航健診を受講するのに必要となってきます。
Referral Letterをプリントアウト
「Generate Referral Letter」 のページの下方に「Print Refferal Letter」というキーが表示されるのでそれをクリック。
「Refferal Letter」が表示されるので、プリントアウトします。PCに保存しておくと良いでしょう。
この中に、必要となる検診の種類が記載されています。
健診の種類
はるるの、Refferal Letterに記載されている健診は以下の3つです。
- 501 Medical Examination
- 502 Chest X-Ray Examination
- 707 HIV test
渡航健診を受診できる病院
この渡航健診ですが、オーストラリア大使館が指定している病院でないと受診できません。
この中で、はるるが選んだのは、大阪回生病院 です。
健診の予約(大阪回生病院)
プリントアウトした「Refferal Letter」を片手に予約の電話を大阪回生病院へ。
こちらの健診センターでは、<渡航検診>は、完全予約制で、月・水・金の9:30、13:30に受診できるようです。
電話先のスタッフの方に、オーストラリアの渡航健診をしたい旨を伝えて、受診したい日と時間の予約をとり、HAP IDと健診の種類を聞かれました。電話後、健診センターのページ内にあるオーストラリア渡航健診申請用紙をダウンロードをクリック、このファイルの2ページ目にある内容(名前や住所、HAP ID、健診の種類等)を、指定のメールアドレスへ送信しました。
⇒現在は、フォームに入力するようですね。
オーストラリア ビザ健診 申請フォーム(日本国籍の方)|大阪回生病院
あとは、当日、 「Refferal Letter」とパスポートを持っていけば、健診を受けられる。
実際の渡航前検診;大阪回生病院
実際に、渡航前検診に行った際の詳細です。
大阪回生病院の場所
はるるは大阪まで新幹線で行きました。
大阪回生病院は、新大阪駅3階(新幹線出口と同じ階)の北口から、同じ階のまま続く連絡路を2分くらい歩くいたところにあります。
大きく、北口!! とは書いてなく、田舎者のはるるは、うろうろしたあげく、構内の案内所で、”回生病院に行きたいんですけど~。。。”とお尋ねしましたよ。。。
(恥北口の目印は、マクドナルドです。2015年11月現在。)
ま、分らなかったら、時間の無駄なんで、勇気を振り絞って、その辺の人に聞きましょう!!
入り口は2階
その連絡路を進むと、右手に回生病院が現れます。
連絡路から通じている入口は回生病院の2階部分。
入ると広々としたエントランスになっていて、案内所があるので、そこで、渡航前健診に来たことを伝えると、1階の健診センターに行くようにとエレベーターの場所を教えてくれました。
検診内容
1階の健診センターを入ると、すでに沢山の人が長椅子に座っている。
番号札を渡され、少々待つ。
番号を呼ばれて渡航健診の予約をしていると伝える。
さて、いよいよ、健診の開始!!
提出物
- パスポート
- immiaccountで作成した、『Refferel Letter』
問診票
問診票を2枚手渡され、それに答えていく。
気になるのが、カルテに「要乳検査」 と記載してあり、問診票の1枚のタイトルは「乳腺検査なんちゃら」って書いてありました。
恐らく、女性のみこの問診票があるように思われます。
ってか、男子はこの検査しないなら不公平じゃない????男性だったら、他の検査するのかな???
と、それはさておき、問診票の内容は以下です。
- 最終生理日はいつか?
- 妊娠している可能性はあるか?
- 手術の痕があるか?
- ホルモン充填注射をしているか?
写真を撮る
大使館に送る用だと思いますが、本人だよ!!って証明する為に、写真を撮ります。。
受付の人がデジカメで撮ってくれます。
検尿
フタ付の紙コップを渡され、トレイで採尿。トイレ出口のトレイに置く。
聴力・血圧・視力検査
- 聴力・・・狭いボックスに入り、ヘッドフォンをして音が流れたら手渡されたボタンを押すといったようなもの。
- 血圧・・・測定機に腕を通して測定。
- 視力検査・・・測定器をのぞいて、見えたマークの方向をレバーで示す。
検査着に着替え診察
聴力・血圧・視力検査が終わると、一旦受付に戻り、検査着を手渡され、更衣室で服を着替えます。ロッカーに荷物を入れることができ、鍵も検査着と一緒にくれます。
ちなみに検査着の中は、ブラ、パンツのみ。
着替え終わって受付前で座ってまっていると、診察に呼ばれます。
数分で先生の診察は終了。カルテをもらいます。
胸部レントゲン
次は、胸部のレントゲン・・・。検査着を来たまま、カルテのファイルを手渡され、院内2階のレントゲン窓口へ。。。そこでレントゲン検査 。
眼底検査
レントゲンの次は眼底検査、、、眼底検査は3階で行われます。(レントゲンの受付の人が場所を丁寧に教えてくれます。)
片目づつ、測定器の中を覗き込み、緑の✖印がでたら、まばたきを我慢して、眼球の写真をとります。
なんでも、この眼底検査で、動脈硬化、糖尿病、緑内障等が発見できるそうです。
血液検査
眼底検査後は血液検査。血液検査も3階で眼底検査コーナーからすぐ近く。
受付の方が優しく場所を教えてくれますカルテのファイルを出して、看護士さんがぷすっと腕に針さして、さーっと採血してくれます。
検診終了
一通り、健診メニューが終了して、健診センターに戻ります。
カルテを受付に提出して、着替えて、受付で、お会計伝票を受け取り。
受け取るものは会計伝票だけで、他のものは何もなく、健診の結果は直接、回生病院から移民局へデータをインターネットで提出するそうです。
渡航検診の費用
お会計伝票をもって、2回の支払コーナーへ。。
さて、気になる渡航前健診の金額は・・・
- AUS健康健診(Both)・・・27,000円
- 渡航 HIV抗体・・・・・5,400円
- 合計・・・32,400円でした。
痛い出費(泣クレジットカードで支払い可能です。
検診に要した時間
健診にかかった所要時間は、約1時間15分でした。(9:45~11:00)
検診から10日後、渡航前検診結果完了
さて、渡航検診から10日後、、immiaccountの”Application Page”を確認。
ログインして、自分の名前の下に表示されている、”View Helth Assesment”(健康の評価)をクリック。
すると、渡航前健診がどのような状態か、確認できる画面が表示されます。
以前に確認した時は、”In Process”(プロセスの途中?)って類の表記だった (すみません、はっきりとは覚えていません。)
が、検診10日後に見てみたら、”Health clearance provided – no action required (はるるのHAPID)”といった、表記になっていました。
この表記を持って、渡航検診の結果が無事、イミグレに送られた完了したと判断しました。
まとめ
ということで、今回は、オーストラリアのフィアンセビザに必要な渡航検診についての体験記でした。
まとめると、
- 渡航検診にはHAP IDが必要
- 検診の費用は、32,400円だった
- 検診にかかる時間は1時間15分ほどだった
- 必要な物は、パスポートとRefferel Letter
これから渡航検診に行かれる方の参考になれば幸いです。